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代表者メッセージ

亜星商事 代表取締役社長 山下 強

弊社は創業以来、使用済包装・物流資材に特化したプラスチックリサイクルに取り組んで20年以上の経験と実績を重ねてきました。「ストレッチフィルム」「PPバンド」「パレット」「ポリドラム」等の包装材抜きでは、近代物流システムが成り立ちません。マテリアルリサイクルによる総量の減量化とCO₂削減こそ正しい選択であると信じております。
 PCR(ポストコンシューマ)材なので、由来不明で異なる材料の混入や汚れ付き等の難点があります。弊社は長年の模索によって生み出した独自技術で、高純度・高品質の再生ペレットを製造し、安定供給を実現しております。
 弊社が製造した再生ペレットは、国内メーカーでPPバンド、ポリパレット、ゴミ袋、包装シート、エアーキャップやハンガーなどの商品に生まれ変わります。水平リサイクルと完全リサイクルのモデルを次々と立ち上げております。

プラスチックのリサイクルは一社では完結出来ません。垣根を超えた異業種との連携で、再生品まで造り上げ、またその再生品を広めることが、持続可能な循環社会の実現に繋がっていくでしょう。

亜星は、これからも高品質な再生原料の安定供給に努めてまいります。よろしくお願い致します。

代表取締役社長 山下 強

会社概要

社名 亜星商事株式会社 ASEI Co.,Ltd.
本社・工場 〒319-0205 茨城県笠間市押辺2403
電話 TEL:0299-57-3928
FAX:0299-57-3927
敷地面積 4,000坪
土地建物 4,000㎡
設立年月 2013年7月1
資本金 4,000万円
代表取締役 山下 強
取引銀行 常陽銀行 / 三菱UFJ銀行

会社沿革

1996

創業者山下強が日本初のパチンコ廃台リサイクル事業に携わり、中国張家港で国営企業に解体業務を委託。

1998

上海近郊にて亜星(太倉)再生資源開発有限公司を設立。
スクラップ輸入ライセンスを取得し、非鉄金属スクラップのリサイクルをスタート。

2002

プラスチックリサイクルに事業転換。日本から使用済フィルム、PPバンドなどの物流・包装資材を輸入し、再生ペレットの製造販売を開始。

2005

中国が日本の廃プラ輸入を一時停止。広東省恵州でヤードを開設。
山下強が中国プラスチック工業会リサイクル委員会の副理事長に就任。

2007

しまむらのリサイクルシステムに参画。

2008

リーマンショックを乗り越え、中国亜星が年間3万トンの廃プラ取扱量を達成。

2013

日本にて亜星商事株式会社を設立。つくば工場稼働開始。

2015

茨城県笠間市に工場移転。ISO9001、ISO14001を取得。

2017

中国廃プラ輸入禁止を受け、再生ペレットの製造業務を笠間工場に移行。

2018

中国へ再生ペレットの輸出を開始。12月に月産1000トンを達成。
亜星(太倉)再生資源開発有限公司の閉鎖。

2019

東洋亜星株式会社へ出資。野田工場を稼働。

2023

月間700~800トンの再生ペレットを生産。国内販売が4割以上に拡大。

設備リスト

前処理
  • 硬質プラ粉砕・洗浄・脱水ライン 2式
  • 硬質プラ破砕・粉砕ライン 1式
  • ギロチン 1台
  • 光学式色選別機 1台
  • 縦型ブレンド機 2台
  • フィルム粉砕・洗浄・グラッシュライン 1式
  • PPバンド粉砕・洗浄・脱水ライン 2式
  • キャップのラベル/PET残留物除去ライン 1式
ペレット加工
  • グラッシュ付き単軸2段式押出機 2台
  • レーザーフィルター付き単軸2段式押出機 2台
  • 2軸3段式押出機 1台
物性測定装置
  • 射出成型機 1台
  • メルトフローレート試験機1台
  • アイゾット衝撃試験機1台
  • 比重測定機1台
  • 引張(曲げ)試験機1台
その他
  • 廃水処理装置 2式
  • 小型焼却炉 1台
  • 40トン台貫 1台
  • 150トン横型プレス機 1台
  • 10トンウィング車 1台
  • 4トンウィング車 1台
  • フォークリフト 9台
  • ユンボ 1台